東京都が動く！建設キャリアアップシステムを導入！

国内で最大規模の公共工事を発注する東京都が、ようやく重い腰を上げ建設キャリアアップシステム（CCUS）を活用する工事の導入を決定しました。この動きが、他の自治体にどのような影響を与えるのか？みていきましょう。

東京都の決定による波及効果

東京都はCCUSの普及啓発活動に今まで取組んできましたが、今回CCUSの重要性について熟考し、都の発注する大規模工事でのCCUS活用工事を実施する事を決定した。都の取組は他の都道府県に比べ、動き出しは遅かったが、国内で最大規模の公共工事を発注する東京都この決定は、他の自治体にも大きな刺激と影響を与える事は必須でしょう。

CCUS未導入の都道府県

東京都が導入を表明したことで、47都道府県中で44の都道府県が導入を表明し、残すところは青森、山形、富山の3県となりました。この3県にはまだまだ、CCUSの重要性を理解して頂くまでには至っていないため、今後も継続して、CCUSの理解を得るための活動を通じ、建設技能者が一早く全国どこでもCCUSの活用が行える環境整備が必要だと思います。

結び

東京都によるCCUS活用工事の導入により、国内公共工事の発注上位の国交省とCCUSの普及促進を行う事で建設業界におけるCCUSの利用が本格化する大きな一歩となりました。この取り組みが他の自治体への好例となり、全国的なCCUSの普及と活用が加速することを期待します。技能者の賃金・待遇を改善するCCUSの広がりが、建設業界の未来を明るく照らしていきそうです。

本日は『東京都が動く！建設キャリアアップシステムを導入！』についてお話させて頂きました。最後までご一読頂きありがとうございました。株式会社FIRSTは最新の情報やトピックを中心に、建設事業者さま、建設技能者さまのためのお役立ち情報を定期的にお届けしています。「建設キャリアアップシステムへのお問合わせ」や「建設キャリアアップシステムへの申請」等々建設キャリアアップシステムの導入・運用についてのお悩みや課題がある場合は、電話またはLINE、問合せフォームからご相談ください。