CCUS地域活用への一歩！埼玉県におけるCCUS活用の拡大

日を追うごとに普及が進む。建設キャリアアップシステム（CCUS）。その中でも一早くCCUSの活用に取り組む埼玉県！本コラムでは、そんな埼玉県の最前線の動向を追って見ようと思います。

埼玉県の目指すべき場所

埼玉県では昨年末に「建設キャリアアップシステム(CCUS)活用モデル工事」試行要領を改良し。今回は、工事の受注を行った元請会社向けにCCUSカードリーダーの無償貸与をはじめた。埼玉県では建設キャリアアップシステムの導入・運用を通じて建設現場のデジタル化を推進することで、建設現場の作業効率の大幅な向上を目指しているようです。

モニター募集

モニターの募集数は200社・200台。応募期間は2023年12月25日蚊ら2024年5月31日まで募集数に到達し次第に終了となるためモニター参加希望の事業者さんは早めの応募がおススメだ。またモニターで使用したカードリーダーは貸与後、そのまま無償譲渡されるとの事なのでカードリーダー（約3万円/台）の節約にもつながり大変お得！

埼玉県　CCUSカードリーダーのモニター募集について（埼玉県建設キャリアアップシステム（CCUS）活用モデル工事）出典

現場の変革

従来、職人の入退場管理は紙等によりアナログな管理をしていたが、建設キャリアアップシステム（カードリーダー）の導入により、作業者の入退場管理が簡素化し、正確な労働時間の記録が可能になります。これにより、作業現場の管理がより透明化され、作業者の長時間労働の抑制にも寄与しそうです。

埼玉県の動き

埼玉県では来年度（2024年度）多くの入札工事で建設キャリアアップシステム活用工事の発注を行う。という情報もあるので、来年度の埼玉県では建設キャリアアップシステムの利用が活発化しそうです。

結び

埼玉県における建設キャリアアップシステム活用（カードリーダー）の試行は、他の都道府県でのCCUS普及促進における重要な一歩です。この取り組みは、建設技能者（建設職人）の賃金・待遇改善、そして未来の明るい建設業界の環境整備に繋がるでしょう。埼玉県の取組に刺激を受けた都道府県が建設キャリアアップシステムのさらなる普及と活用に尽力してくれることを期待します。

本日は『CCUS地域活用への一歩！埼玉県におけるCCUS活用の拡大』についてお話させて頂きました。最後までご一読頂きありがとうございました。株式会社FIRSTは最新の情報やトピックを中心に、建設事業者さま、建設技能者さまのためのお役立ち情報を定期的にお届けしています。建設キャリアアップシステムの導入・運用についてのお悩みや課題がある場合は、電話またはLINE、問合せフォームからご相談ください。