2024.01.12

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CCUS能力評価制度・登録技能者の9割カバーへ

建設キャリアアップシステム(CCUS)の能力評価基準に、新たに「計装工事」が追加されることが決まりました。これにより、CCUS登録技能者の約9割が能力評価を受けられる環境が整うことになります。

能力評価職種の追加と新たな機会

今回の計装工事の追加により、計装工事に従事する技能者の新たな評価を受ける機会が提供され、彼らのキャリアに新しい道が開かれることが予測されます。※能力評価基準は現段階で未公開2024年2月1日には能力評価基準が公開されると思いますので、ご興味がある方は2月1日以降に国土交通省の『建設キャリアアップシステムポータル』または『一般社団法人 日本計装工業会』のサイトをチェックしてみてください。

能力制度のカバー領域

建設キャリアアップシステム(CCUS)2023年11月時点で、約133万人の登録技能者がおり、その77%が既存の能力評価基準を適用される職種に従事しています。CCUS登録者には現場監督等技能者以外の方が1割ほど含まれるため現場監督等を除けば、実にCCUS登録者の9割の方が能力評価を受けられる環境が整備されたいということになります。

能力評価制度の動きと今後の展開

計装工事の能力評価基準は、2023年12月に国土交通省の認定を受け、2024年2月から申請受け付けが開始されます。これにより42職種目の評価基準策定されました。2023年の1年間だけで圧入、さく井、解体などの職種も追加され、能力評価を受けられる基盤整備が着実に進んでいます。また現在、建設経済研究所による実態調査を基に、『多能工』の能力評価基準の策定も検討されています。国交省は、全ての建設技能者が適切に能力評価を受けられる環境の整備に注力しています。

結び

新たな能力評価の工種が追加され、この1年間で4職種の能力評価基準が整備されました。この変化により、より多くの技能者の新たなキャリア形成の道が開かれることで、建設業界の明るい未来に繋がればと思います。

本日は『CCUS能力評価制度・登録技能者の9割カバーへ』についてお話させて頂きました。最後までご一読頂きありがとうございました。株式会社FIRSTは最新の情報やトピックを中心に、建設事業者さま、建設技能者さまのためのお役立ち情報を定期的にお届けしています。建設キャリアアップシステムの導入・運用についてのお悩みや課題がある場合は、電話またはLINE、問合せフォームからご相談ください。

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