「新たなロギング機能でCCUSの小規模現場へ展開」

建設キャリアアップシステムの利用現場では、効率的なデータ蓄積と管理がシステム運用をする上での成功の鍵です。今回、建設キャリアアップシステム（CCUS）がその機能を拡充し、現場作業の記録と管理を一段と容易にします。

新しい選択肢: BNR01

建設業振興基金は、CCUSのロギング機能を強化し、新たにTOPPAN Edge社製のカードリーダー「BNR01」をサポートします。これまで「Dragon BLE」のみ対応していたロギング機能が、より幅広い選択肢を提供することになりました。

カードリーダーの詳細

「BNR01」はWindows版に対応しており、専用の就業履歴登録アプリ「建レコ」を介してデータの取り込みが可能です。また、iOS版も2024年3月にリリース予定。BNR01は2730件の就業履歴データを蓄積でき、約3万円で主要なオンラインストアで購入可能です。

既存機種のアップデート

既に市場に出ている「Dragon BLE」は、WindowsとiOS両方に対応していますが、古いファームウェアを搭載したものはアップデートが必要です。基金はこのために2024年1月末まで無償のファームウェア更新サービスを提供しています。すでに購入済みの元請事業者には助かるサービスですね。

効果と利点

ロギング機能を備えたカードリーダーは、現場でのデータ収集を大幅に効率化します。これにより、現場にWi-Fiが不要で、電源があるだけで就業履歴の記録が行えるため、戸建て住宅などの小規模現場での利用が特に便利になると感じています。

結び

この新しい展開は、建設業界におけるデータ管理の効率化とアクセシビリティを大きく改善します。このログイン機能付きカードリーダーが、日々の業務をスムーズにし、建設キャリアアップシステムの運用の効率を高めることが期待できます。

本日は『新たなロギング機能でCCUSの小規模現場へ展開』についてお話させて頂きました。最後までご一読頂きありがとうございました。株式会社FIRSTは最新の情報やトピックを中心に、建設事業者さま、建設技能者さまのためのお役立ち情報を定期的にお届けしています。建設キャリアアップシステムの導入・運用についてのお悩みや課題がある場合は、電話またはLINE、問合せフォームからご相談ください。

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