2026.01.06

元請会社向け

協力会社向け

現場登録・運用のコツ

CCUS活用原則化が秋田県でスタート!!CCUS現場登録・運用を徹底解説! 

2025年12月5日秋田県が県の発注工事にて建設キャリアアップシステムの原則活用を公表しました。今回は秋田県が他の県に先駆け、行う建設キャリアアップシステムの原則活用の内容についてご案内していきます。また建設キャリアアップシステムの現場運用を効率的に行うための情報も併せてご共有していきたいと思います。

 

◇このコラムを読んでもらいたい方

秋田県の発注する工事に関わる建設事業者(元請会社+協力会社)

秋田県内の公共工事に関わる建設事業者(元請会社+協力会社)

◇このコラムでわかること

秋田県が公表した内容

秋田県から入札参加される事業者及び協力会社へのお願い

建設キャリアアップシステムの現場運用の流れ

建設キャリアアップシステムの効率的な現場運用方法

 

時間がない。ヤバイ。

CCUSの登録・申請手続きを大至急行いたい

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秋田県が始めるCCUSの原則活用 

秋田県は2026年2月1日以降に公告する県建設部発注工事において、建設キャリアアップシステム(CCUS)の現場活用を原則とすることを公表しました。これにより、秋田県の発注する工事に従事する元請・協力会社は建設キャリアアップシステムの利用が義務化となります!従来、秋田県は受注者希望型でCCUSの現場活用を推進してきましたが、今回、検閲業界の現状を鑑み、未来のために建設技能者の技能と経験に応じた適正な処遇改善及び中長期的な担い手の確保・育成を行うべく46都道府県の先に行く大きな一歩を踏みだしました。

建設キャリアアップシステム(CCUS)の原則活用(R8.2~)について

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋田県|建設キャリアアップシステム(CCUS)の原則活用(R8.2~)についてより出典

秋田県から入札参加される事業者及び協力会社へのお願い

秋田県は2026年2月1日の原則化に先立ち、秋田県から入札参加される事業者及び協力会社へのお願いをしております。

●お願いの内容

・建設キャリアアップシステムの事業者登録

・建設キャリアアップシステムの技能者登録(CCUSカード取得)

●秋田県の建設業許可業者数(2025年2月末時点)

全許可業者数         3,705社

建設業許可有・CCUS登録者数 997社

登録率            30.5%

●秋田県のCCUS登録状況(202511月30日時点)

事業者登録 1,446社  全国 43位

技能者登録 12,609名 全国 37位

2025/11/30現在|建設業振興基金_建設キャリアアップシステムの運営状況について(2025年12月)引用

2025/11/30現在|建設業振興基金_建設キャリアアップシステムの運営状況について(2025年12月)引用

秋田県は事業者・技能者ともに登録数は決して高い状態ではないので、2026年2月からのCCUS現場活用の原則化に備え、急ぎ登録・申請手続きを行う必要があります。

CCUSの登録・申請手続き

建設キャリアアップシステムのIDを保有している事業者さんは本項と次項、次々頁を飛ばし、【秋田県が求めるCCUS現場活用の要求水準】までスキップしてください。前項でお伝えしましたが、建設キャリアアップシステムの現場活用に先立ち登録・申請手続きを行い『CCUSのID』の取得が必要になります。登録・申請手続きを行い、ID・CCUSカード取得までの流れを見ていきましょう。

はじめに、CCUSの概要把握、申請に必要な情報・資料の収集を行います。2番目に、CCUSへ申込み手続きを行い、申請者IDの取得を行います。3番目に、収集した資料や情報をCCUSへ登録し、申請手続きを行います。4番目に、申請手続き情報をもとに、建設キャリアアップシステムが登録情報に間違いがないか審査を行います。ここまでで、約1か月程度の期間を要します。仮にここで、申請手続きに不備があると、3に戻り、再度申請手続きが必要になります。再申請時も審査期間は変わらず、再度ここで約1か月程度の審査期間をとられてしまいますので、不備にならないよう、申請手続きには注意が必要です。審査が無事に通過すると、建設キャリアアップシステムから登録料の払込用紙が郵送で届きます。そちらをお支払いし建設キャリアアップシステムにて入金確認が行えたら、はれてID・カードが取得できます。だいたい、申請手続きをはじめてから、ID・カード取得まで、早くても1から1.5ヶ月程度の時間を要します。よく、現場がはじまってから登録を行うと仰っているかたがいらっしゃいますが、それでは間に合いませんので、注意が必要です。

 

日常業務で多忙を極めている中、はじめて触るシステムの登録・申請手続きを行うのは骨が折れるため、事前に課題となるポイントをまとめ情報共有をさせて頂きます。

CCUS登録・申請手続きの課題 

建設キャリアアップシステムが未登録の方向けに課題と注意事項をご案内いたします。

1番の課題は、なんといっても電話サポート窓口が整備されていないということです。電話サポートがないため悩み・課題が生じた際は、メールお問い合わせ等を利用し解決するしかありません。そのためリアルタイムでの悩み・課題解決は望めず時間をかけて解決する必要があります。

2つ目が申請書類の準備になります。CCUSの申請手続きには10を超える書類の準備と提出が必要になります。提出する書類は建設キャリアアップシステムが定めた利用が可能な書類の中から自社または個人にあった書類の準備が必要になるためマニュアル等を読み込み利用可能な書類の確認が必要になります。不慣れな方だと利用できる書類の確認をしたうえでの書類準備に手間がかかるので課題となっています。

3つ目がCCUSの登録審査になります。申請手続きをすれば登録が完了するわけではなく、申請手続き内容に間違いがないかCCUSが審査を行います。この審査が厳しく、入力の選択や誤字が1か所あるだけでNGになってしまい、多くの方が審査不備になり、再申請を余儀なくされます。また申請手続きから審査完了まで約1~1.5カ月の時間がかかるため、現場契約後の対応ではなく、早めの登録・申請手続きを行い利用に備えておくことが重要だと思います。

以上3つが登録・申請時に直面する課題と注意事項になります。

登録・申請手続きを円滑に行う方法 

弊社では、滑らかに建設キャリアアップシステムの利用開始が行えるよう、登録手続きの申請サポートをおこなっております。大切な時間を利用し、分厚いマニュアルを読み、申請書類を探し回る必要が一切なく、悩みや課題に直面しても、弊社が電話・LINEで即時サポートを行わせて頂きます。申請手続きも、熟練のスタッフが申請を行い、不備になることはありませんので、安心して現場業務に集中していただくことが可能です。

 

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秋田県が求めるCCUS現場活用の要求水準

秋田県はどこまでCCUSを利用すれば『活用した』と認めてくれるのか?CCUS現場活用の定義が気になりますよね。実は、今回公表された案内には、CCUSの活用の定義についてまったく触れていません。そこで秋田県の建設部に問い合わせを行い、『活用の定義』を確認いたしました。

 

秋田県が求めるCCUS活用の定義

❶現場IDの取得

➋現場に入場するすべての建設事業者の施工体制登録

❸現場に入場するすべての技能者の施工体制技能者登録

❹現場に入場するすべての技能者における工事期間全期間の就業履歴登録

 

従来の総合評価方式の要求水準と比較しても、今回もとめている要求水準が非常に高い!

秋田県の入札参加される事業者及び協力会社は『覚悟を決める』必要がありますね。

建設キャリアアップシステムの現場運用の流れ   

実際のところ、CCUSの現場活用を普段から運用している事業者の方が少ないと感じていますのでここで改めて、建設キャリアアップシステムの現場運用の流れをサクッと確認したいと思います。

はじめに、現場監督用のカカウントとして管理者登録を行い現場管理者IDの取得を行います。2番目に現場・契約情報登録を行い現場IDの取得を行います。3番目は現場に入場する事業者と技能者を特定するために、施工体制登録・施工体制技能者登録を行います。施工体制登録・施工体制技能者登録はシステム上で施工体制図や作業員名簿を作成するイメージになります。4番目に現場で就業履歴の蓄積を行うためカードリーダーやアプリ操作用のパソコンの準備を行います。5番目に現場に入場する技能者さんを受け入れ就業履歴の蓄積をして頂きます。元請会社は現場に入場する技能者が就業履歴を蓄積しているか管理・指導を行います。

建設キャリアアップシステム現場運用の課題

前項の説明だけ聞くとカンタン。と感じた方も多いと思います。そうなんです。CCUSの現場運用は実はそれほど難しいものではありません。ただ、CCUSは何点か、円滑な現場運用を阻む課題があります。これからCCUSの現場運用を行う方が運用時に直面するで、あろう課題を6つピックアップしてみました。それでは1つずつ見ていきましょう。

➀CCUS未登録者への導入指導

公共工事での利用の促進で建設キャリアアップシステムの利用は徐々に進んでおりますが、2025年12月現在、建設キャリアアップシステムの導入は『義務化』されていません。そのため、建設キャリアアップシステムへの登録をしていない事業者や技能者の多く見受けられます。建設キャリアアップシステムの登録が済んでいないとそもそもCCUSの現場運用が行えません。そのため現場運用を開始する元請会社は関係のある協力会社の登録状況の確認を行い、未登録の協力会社へ建設キャリアアップシステムの情報提供や登録支援の対応が求められ負担が生じます。

➁施工体制登録・施工体制技能者登録

建設キャリアアップシステムは1社で運用を行えば完結するシステムでなく、元請・協力会社が共同で運用を行っていくプロジェクト管理型のシステムになっているため、元請会社が情報登録や環境整備を行い、協力会社は現場でCCUSカードをタッチすれば良いというものではありません。現場で就業履歴を登録するには、協力会社も現場毎に建設キャリアアップシステムへログインを行い施工体制登録と施工体制技能者登録の対応が必要になります。多くの協力会社がこの対応が行えず、施工体制が整備できないことで就業履歴の登録ができない状態に陥っています。

➂パソコンやカードリーダー等の購入・管理

CCUSの就業履歴を蓄積するためには、現場毎にカードリーダー等(パソコンまたはiPad、iPhone、通信環境)の準備が必要になります。カードリーダーとパソコン等は同時並行で稼働する現場数分の購入が必要になるため初回の環境整備時の費用負担が必要になります。カードリーダー等はCCUSのカードタッチが行いやすいように職人さんが必ず立ち寄る作業員詰所等に設置することが主になるため盗難や破損を考慮し現場管理者が利用しているパソコンとは別のものを準備し運用を行うとともに、カードリーダー等の盗難や破損防止管理が必要になります。また現場によっては作業員詰所の設置が行えない現場もあると思います。そのような現場環境ではカードリーダー等の防塵、防水対策が必要になります。

➃就業履歴の登録管理

就業履歴は作業員の方がCCUSカードをタッチしはじめて登録されます。作業員の多くの方が現場でCCUSカードをタッチする習慣がないため、CCUSのカードタッチ忘れやカードを携帯し忘れタッチが行えず就業履歴の登録が行えないということも多く発生しています。そのため元請会社は安全朝礼前後でのカードタッチ指示や、カードの携行を促すよう指導・監督する必要があります。

⑤CCUS運用実績報告書の作成

公共発注案件では、CCUS運用実績報告書の提出が求められることがあります。報告書には現場に入場する事業者、技能者のCCUS登録率、現場に入場した技能者の就業履歴蓄積率の報告が求められます。CCUS登録者であれば施工体制登録、施工体制技能者登録、就業履歴蓄積数は確認できるのですが、未登録者はCCUSでは計測が行えないため、作業日報やRKY等から登録者と未登録者を選別し、未登録者の手拾いをする必要が生じます。また報告書にフォーマットがないため任意で報告用のフォーマット作成も必要になることから、現場管理者の負担は計り知れません。またここで注意が必要なのはCCUS運用実績報告を求められる案件では、発注者からCCUS運用の要求水準が設けられており、要求水準に達しない場合、成績評定で減点を行われる場合もあるのでCCUSの現場運用を本気で行わないと火傷してしまうので注意が必要です。

⑥CCUSのサポートの低さ

建設キャリアアップシステムは電話窓口が整備されていません。サポートとして整備されているのは、チャットボットと運用マニュアル、メールお問い合わせフォームになります。チャットボットは『登録』の悩み・課題解決が中心になっているため現場運用の悩み・課題解決には役に立ちません。運用マニュアルは非常に細かく解説はしておりますが、約400ページあるため、現場業務で忙しい管理者さんが運用マニュアルから調べ上げるのは非常に苦労します。最後は建設キャリアアップシステムのメールお問い合わせフォーム質問後、回答には概ね2~5営業日の時間がかかり問題の即時が行えません。以上のことからCCUSの運用を行う側からするとサポート体制はあるが即時回答が得られるサポート窓口がないため現場運用を行う際に悩み・課題が生じると解決に一定の時間と労力が必要になります。

以上がCCUSの現場運用時に直面する主な課題になります。課題をしっかり把握したうえで、如何にすればCCUSを負担なく利用したうえで現場管理業務の効率化につなげられるのか?継続的に検討していく必要があります。

建設キャリアアップシステムの効率的な現場運用方法

ここからはCCUS運用が収益性改善や施工管理の省力化につながる情報をご共有いたします。ご紹介するのは『CCUS認定連携システム』になります。認定連携システムは、CCUSとデータ連携することでCCUSの就業履歴登録の効率化をはじめ安全書類作成システム等、建設事業者が抱える課題を解決できる各種サービスを提供しております。自社が抱える課題感がCCUS認定連携システムと合致すれば、CCUSを起点に施工管理の効率化も併せて行うことが可能です。詳しいサービス内容については、各システムのサービス提供会社にお問い合わせください。注意事項として、認定システムによりデータ連携の範囲が異なるためよく確認を行いましょう。また認定連携システムを利用していれば、CCUSへの基本情報の登録が不要と誤認しているかたもいるようですが、CCUSと認定システムはあくまでも別のシステムになりますので、双方のシステムに基本情報の登録とデータ連携作業が必要になります。お間違えのないようにご注意下さい。

CCUS就業履歴登録アプリ・1-Touch(ワンタッチ)

1-Touchとは?CCUS就業履歴登録アプリです。この1-Touchは『現場経験15年』、『3年で建築、土木、造園、管、電気の1級施工管理取得』、『建設関連資格54個保有』、『2年で1万件のCCUS登録・運用実績を作り出した』、現場とCCUSを熟知した株式会社FIRSTの豊田が『CCUS現場運用の課題解決』と『CCUSを業務の効率化につなげること』を徹底的に考え抜いて企画・開発を行った『CCUS認定連携システム』になります。

CCUS就業履歴登録アプリ・1-Touch

CCUSはスマホで簡単、ワンタッチ

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1-Touchの特徴

1-Touchの特徴を5つご紹介します。

❶CCUSとデータの完全連携(※1)、CCUS本体の運用不要

➋スマホで簡単、ワンタッチ!就業履歴登録も楽々!

❸国土交通省推奨・NETISの認証サービス!

❹監理(主任)技術者の兼任要件に使用可能な『情報通信技術』!

❺電話サポート窓口で万全のサポート!

1-Touchの強み

1-Tocuhの強みを5つご紹介します。

❶現場毎のパソコン、カードリーダーの準備・管理不要

➋多彩な方法で履歴登録を円滑化!報告書も集計いらず自動で生成!

❸CCUSのデータ流用で施工管理書類の作成効率化が可能!出面帳票、安全書類、安全日誌に自動反映!

❹初期導入費用、月額利用料0円!必要な機能を、必要な時に、必要な分だけ利用可能!

❺登録・運用代行利用で現場のコア業務へ集中可能

1-Touchの機能

1-Touchの主な機能をご紹介します。

▼現場情報

現場情報や施工体制、技能者登録情報をデータベース化

▼CCUS

CCUS現場ID取得~就業履歴登録、報告書作成までワンストップで完結

▼安全書類

施工体制台帳や作業員名簿などの安全書類を自動作成・承認管理

▼安全日誌

作業間調整業務や現場巡視記録をまとめ安全衛生日誌・RKYを作成・管理

まとめ

急遽始まる秋田県でのCCUS原則活用は、単なる制度対応ではなく、今後の入札参加・施工管理・企業評価に直結する重要な経営テーマです。登録・運用の遅れは、現場混乱や評価低下、さらには入札機会の損失にもつながりかねません。

原則化開始まで残された時間は多くありません。いまのうちから正しい情報をもとに準備を進め、現場・協力会社と足並みを揃えた運用体制を構築することが、これからの公共工事に対応するための必須条件になります。

CCUSは「義務だからやるもの」ではなく、正しく使えば現場の負担を減らし、管理業務を効率化し、会社の競争力を高めるツールです。本コラムが、その第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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