2025.06.18
元請会社向け
建設キャリアアップシステム(CCUS)のカードリーダーはいらない。
建設キャリアップシステム(CCUS)の就業履歴登録について、皆さんの現場ではどのような方法を採用されていますか?CCUSとは、国土交通省が推進する建設業の技能者の適正な評価と処遇改善を目指したシステムで、2019年に本格運用が始まりました。技能者一人ひとりにID(キャリアアップカード)が発行され、就業履歴や保有資格などの情報を蓄積・見える化することで、労働力の質を可視化し、業界全体の生産性向上を図ることが目的です。このCCUSの中でも、現場での運用において最も現場管理者の負担が大きいとされているのが「就業履歴の登録業務」です。技能者が現場で働いたという記録を正確に残すことは、元請会社にとっても協力会社にとっても非常に重要な業務ですが、その方法や手段によっては運用の負担に大きな差が出ます。現場では、CCUS標準提供しているカードリーダー(建レコ)を使って記録するのが一般的ですが、社内のIT化が進んでいる会社では、顔認証やQRコードを用いる場合もあります。それでも現場ごとに記録設備を設置し、毎日、職人の方に記録管理や、登録忘れ、カード紛失時の対応を行うのは容易なことではありません。実際、「記録設備にお金をかけたくない」「カードリーダー等の設置場所がない」「カードを忘れた職人の記録が漏れてしまう」「現場管理者の負担が大きい」といった悩みを耳にすることも多いです。本コラムでは、そうした背景と現場の課題を踏まえ、カードリーダーなどの記録設備がなくても、コストをかけず、スムーズに就業履歴を登録・管理できる方法をご紹介します。特に、中小規模の現場やITに不慣れな企業でもすぐに活用できる「1-Touch(ワンタッチ)」というアプリを中心に、現場改善のヒントを提供いたします。
◇このコラムを読んでもらいたい方
現場にカードリーダーなどの記録設備を設置するのが難しい方
CCUSの運用を効率的かつ確実に行いたいと考えている現場監督・所長の皆さま
できる限りコストを抑えつつ、CCUSの就業履歴登録を実施したい建設会社・元請企業
◇このコラムでわかる事
カードリーダーや顔認証機器に代わる新たな記録手段
現場でスムーズにCCUS運用を進めるための実践的ノウハウ
導入コストを抑えて、CCUS対応を実現する方法とそのメリット
カードリーダー等の記録設備の課題
まずはCCUSの就業履歴登録において、多くの現場管理者が共通して感じている「記録設備にまつわる悩み・課題」について整理してみましょう。筆者が実際に聞いた声や現場での経験をもとに、以下のようなポイントが挙げられます。
❶記録設備の導入・維持にかかる費用負担
現場ごとにカードリーダー等記録設備の用意をしなければならないため、購入費やリース費が工事原価に影響してきます。安価な機器でも約5千円、高機能タイプになると約6万円にのぼる初期費用がかかる上、通信環境の整備や設置作業も伴います。リースで対応する場合でも月額1万円程度のランニングコストが発生します。現場管理をしている方からすれば数万円の話だと感じるかもしれませんが、経営者からすれば、今まで負担の必要なかった費用が発生するため、1円でも安価にしたいのが現実です。
❷設置スペースの確保が難しい現場も
CCUSの就業履歴は初回、現場入場時のみでなく、毎日就業履歴の登録(入場または入退場)を行わなくてはいけません。そのためカードリーダー等の記録設備は、職人の方が忘れずに記録を行うように、必ず通行する場所(例えば現場事務所、詰所、出入り口など)に設置しなければ、就業履歴の漏れが発生します。しかし都市部や狭小地など仮設事務所すら確保しづらい現場では、設置スペースが課題となるケースも少なくありません。また、屋外設置による雨風や埃への耐久性、盗難防止策も検討が必要です。
❸就業履歴登録の運用負担が重い
CCUSは制度上、CCUS登録技能者が毎日就業履歴の登録を行うことが原則です。したがって、現場に入場する協力会社に対し、事業者と技能者のCCUS登録の有無確認や入場時の就業履歴登録の徹底指導が求められます。登録作業が煩雑であると、就業履歴の登録時に職人の行列ができたり、記録の漏れ・遅れが生じたりと、現場の混乱につながる可能性もあります。
❹カードを忘れにより就業履歴の登録が行えない。
カードリーダーを利用している場合、技能者がカードを忘れてきてしまうと、その日の就業履歴登録ができません。その場合、協力会社が後日CCUSにログインし、直接入力にて就業履歴を申請することになります。その申請を元請側が承認するには、日報やRKY(リスク予知活動表)などと照合して確認する必要があり、現場監督にとって大きな手間となります。
如何ですか?同じような課題感を感じた事はありませんか?
こうした課題を『まるっと解決』する手段として注目されているのが、次にご紹介する「1-Touch(ワンタッチ)」というアプリケーションです。
CCUS就業履歴登録アプリ・1-Touch(ワンタッチ)
「1-Touch(ワンタッチ)」は、建設キャリアアップシステムにおける就業履歴の登録・管理をスマートフォン1台で完結させることができる、画期的なアプリケーションです。導入費用が不要(※一部機能は有料)で、かつカンタンな操作性から、多くの現場で注目を集めています。
1-Touch(ワンタッチ)の導入により、以下のような課題をまるごと解決できます。
❶記録設備に関わるコスト削減(購入・設置・管理)
❷設置場所に関する制約の解消 ・就業履歴の記録漏れ
❸登録ミス防止 ・カード忘れ時の代替登録対応
では、1-Touch(ワンタッチ)が持つ具体的な特徴やメリットについて詳しく見ていきましょう。
1-Touch(ワンタッチ)の主な特徴とメリット
CCUS就業履歴登録アプリ・1-Touch(ワンタッチ)の特徴をみていきましょう。
❶スマホでワンタッチ登録が可能
1-Touch(ワンタッチ)は、技能者が自身のスマートフォンでアプリを開き、ボタンひとつで就業履歴を登録できる手軽さが最大の魅力です。カードリーダーのような専用機器を必要とせず、特別なIT知識もいりません。たとえば、朝現場に到着した際にアプリを起動して出勤を登録、昼休憩後や退場時にも簡単に操作可能です。また、スマホを所持していない技能者に対しては、現場責任者や職長が代理で打刻を行う機能も備わっています。これにより、全員の就業履歴を抜け漏れなく管理することが可能です。
❷登録状況がリアルタイムで可視化
管理者用のダッシュボード画面では、CCUSの登録状況や日々の就業履歴登録数をグラフや表で即座に確認できます。特に大型現場や複数協力会社が出入りする現場では、「どの協力会社のどの技能者が、いつ入場・退場したか」を即座に確認できるため、管理効率が大幅に向上します。ある現場では、毎朝詰所でカードリーダーに長蛇の列ができ、登録完了に10分以上かかっていたそうです。しかし1-Touch(ワンタッチ)導入すれば、各自のスマホで数秒で登録が完了するため、朝礼開始もスムーズになりうます。また公共発注者向けのCCUS利用実績の自動集計、報告書を自動作成・出力が行えるため現場管理者の運用負担を最小限まで抑えています。
❸完全無料での導入も可能(★1一部制限あり)
1-Touch(ワンタッチ)は基本的な就業履歴登録機能において、無料で利用開始できます。初期投資や機器導入のコストがかからないため、小規模事業者でも手軽に導入可能です。業界全体のCCUS活用率向上を行い技能者の処遇改善を行うため1-Touch(ワンタッチ)は就業履歴登録機能を無料で提供しております。
❹CCUS認定の連携システム
1-Touch(ワンタッチ)は、建設キャリアアップシステムの就業履歴登録に関するAPI連携において、正式に認定された連携システムのひとつです(★2)。国土交通省が認可する仕組みであり、制度的にも安心して活用できます。CCUS運営元からも「連携システムの利用により就業履歴登録の円滑な推進が期待される」とされており、制度の信頼性を維持しつつ、現場負担を軽減することを望まれています。このように、1-Touchは「スマホひとつで就業履歴登録が完結」「現場の運用負担を軽減」「ITが苦手な企業にも対応」「制度的な安心感」といった複数のメリットを備えております。
★1 ▽1-Touch(ワンタッチ)の全てのサービスが無料で利用できるわけではありません。
★2 1-Touch(ワンタッチ)は建設キャリアアップシステム認定連携システムです。
CCUS就業履歴データ登録標準API連携認定システム一覧はこちら
以上がCCUS就業履歴登録アプリ・1-Touch(ワンタッチ)の主な特徴とメリットになりますが1-Touch(ワンタッチ)は【 CCUS就業履歴登録アプリ 】だけでは終わりません。1-Touch(ワンタッチ)は【 CCUSからはじまる建設DX 】をコンセプトにしているため、CCUS情報を最大限有効活用することで、CCUS以外にも施工管理の課題を解決し現場業務の効率化を行う多彩な連携・支援機能があります。
1-Touch(ワンタッチ)のその他にも多彩な連携・支援機能
1-Touch(ワンタッチ)の主な機能をご紹介します。
〇安全書類
現場毎に作成する煩わしい安全書類もデータを流用し半自動でラクラク作成!提出・承認管理も電子で行えるため印刷、紙媒体での保管不要で完全ペーパーレス化を実現。必要に応じて全県統一様式でデータ出力も可能。
協力会社は完全無料で利用可能!元請会社だけでなく、協力会社含む現場全体で業務効率化が実感できます。
〇安全日誌(RKY)
日々の作業の予実や搬出入予定の管理が可能。調整会議で確定した情報を安全掲示板で元請職員・協力会社職員全員で閲覧ができます。その他、協力会社の危険予知活動報告書や元請会社による現場巡視記録の作成・管理が行えます。
国土交通省のNETIS登録済みで入札での加点も期待
1-Touch(ワンタッチ)は、国交省が推奨する新技術情報提供システム(NETIS)に登録されており、総合評価方式など提案型の入札案件では、技術提案として提示することで加点評価が得られる可能性があります。是非提案型の入札案件でお役立て下さい。
1-Touch(ワンタッチ)で経審の加点も◎
CCUSの積極的な活用により、経営事項審査(経審)において加点対象になります。1-Touch(ワンタッチ)を活用すれば、実際の運用負担を軽減しながら、効率的に加点要件を満たすことが可能です。
サポート体制と代行支援が充実
1-Touch(ワンタッチ)は、プロジェクト管理型のシステムになるため、元請会社だけでなく協力会社も一緒に利用することではじめて、運用が可能なシステムです。しかし元請会社をはじめ、協力会社には現場が多忙で事務作業まで手が廻らない方はもちろん、そもそもパソコン業務が苦手でシステムの利用が行えない方もいらっしゃると思います。そこで1-Touch(ワンタッチ)では、1-Touchサポート窓口が情報の登録やシステムの運用を代行するBPOサービスも提供しております。また上位企業が下位企業の作業を代行する機能が整備されています。これにより、システムが支障なく運用できるのとともにノンコア業務から解放され、コア業務に集中することで生産性向上し収益性の改善が可能となります。
まとめ
建設キャリアアップシステムの本格的な普及に向けて、就業履歴の記録手段をいかに簡便かつ確実に行うかは、すべての現場に共通する重要なテーマです。特に中小規模の建設現場では、記録設備の導入や管理にかかるコストや運用負担が障壁となっています。1-Touch(ワンタッチ)は、スマートフォン1台でCCUSの現場登録から就業履歴管理、安全管理までを一括で行えるソリューションとして登場しました。導入費用を抑えたい、運用負担を軽減したい、CCUSの情報を有効活用したい、協力会社と一体で現場のDXを推進したい──そんなニーズに応える実用的なツールとして、1-Touch(ワンタッチ)は現場におけるCCUS運用のスタンダードを目指しています。手間を減らし、生産性を高め、制度対応も万全に整える。そんな次世代型の現場管理が、今まさに始まろうとしています。是非、導入のご検討をお願いします。
1-Touch(ワンタッチ)に関する詳細情報
1-Touch(ワンタッチ)の情報をより詳しく知りたい、デモを見てみたいと思った方は、下記のサイトをご覧ください。下記サイトでは1-Touch(ワンタッチ)のサービス紹介やイメージ動画、デモ視聴のお申込みが可能です。是非、サイトへご訪問していただければと思います。