2024.03.11

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兵庫県建設業協会が明らかにする建設キャリアアップシステム(CCUS)の現状と未来

兵庫県建設業協会が行った最新のアンケート調査から、建設キャリアアップシステム(CCUS)の利用実態と課題が明らかになりました。今回は、建設キャリアアップシステム(CCUS)の利用実態と課題について焦点をあてていきたいと思います。

事業者による現場運用の現状

兵庫県建設業協会が会員に行ったアンケート調査によると、建設キャリアアップシステム(CCUS)への登録は行ったが現場運用に関しては『活用していない事業者』が半数の50%超えるという非常に厳しい結果であり。建設キャリアアップシステムへの理解と関心の向上が強く求められるところです。

技能者登録の遅延や利用料金による障害

CCUSの利用をためらう理由には、大半は『下請け会社の事業者登録と技能者登録が進んでいないためカードリーダーを設置しても利用が行われない。』、他には『システムの利便性』や『登録・利用料のコスト負担』に関する意見や、『事業者登録は行ったがはじめから活用する意思がなかった』と回答する事業者もいました。これらの課題を克服することが、建設キャリアアップシステムの有効活用への『カギ』になることは間違いありません。

建設キャリアアップシステムが照らす未来と期待

会員企業の建設事業者からは、建設キャリアアップシステムのさらなる普及と促進に向けて第一に、『技能者の就労経歴の蓄積による現場(元請会社)に対するメリットの創造』をはじめ『協力会社への事業者登録・技能者登録のより強い促し』、『登録料と利用料の軽減』、『システム使用方法の簡素化』、『既存のITシステムとの情報連携』等々多くの要望が寄せられ、国土交通省と建設業振興基金は更なる改善と利用者へのインセンティブ付与を求められました。

結び

建設業界において建設キャリアアップシステムは、技能者のキャリア形成と事業者の品質向上に寄与する重要な制度インフラです。しかし、現状、建設キャリアアップシステム潜在能力を最大限引き出すことが出来ていないと思います。国土交通省、建設業振興金を建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及促進に係るすべての皆さん、この現状をしっかりうけとめたうえで、普及促進のために更なる改善と努力が必要不可欠だと思います。建設キャリアアップシステムの普及促進には、大手ゼネコンや建設団体の力だけでなく、中小零細のゼネコンはじめ、協力会社、建設技能者の理解と協力が不可欠です。この調査結果を契機に、建設業界全体で建設キャリアアップシステムへの理解を深め、システムの改善を行い、建設キャリアアップシステムの活用を促進することで、建設業界と日本のより良い未来を築くことが私たち建設業界に勤めるモノの使命です。

本日は『兵庫県建設業協会が明らかにする建設キャリアアップシステム(CCUS)の現状と未来』についてお話させて頂きました。最後までご一読頂きありがとうございました。株式会社FIRSTは最新の情報やトピックを中心に、建設事業者さま、建設技能者さまのためのお役立ち情報を定期的にお届けしています。「建設キャリアアップシステムへのお問合わせ」や「建設キャリアアップシステムへの申請」等々建設キャリアアップシステムの導入・運用についてのお悩みや課題がある場合は、電話またはLINE、問合せフォームからご相談ください。

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