2024.02.19
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CCUS普及に向け国土交通省が始動!
建設業界は、建設キャリアアップシステム(CCUS)のさらなる普及に向け、国土交通省の主導で地域建設業と新たな意見交換の場を設けることに。これは、地域の元請団体や専門工事団体間のコミュニケーション強化と、地方での普及促進を目的としています。今回のコラムではCCUS普及への国土交通省の動向について焦点をあてます。
全国での取り組み
国土交通省は、2023~24年度の2年間、じっくり腰を据えて全国20カ所で意見交換会を実施するようです。2024年の2月19日の兵庫県での会合を皮切りに、宮城県、新潟県、徳島県、香川県、三重県など2023年度中に6件で開催、2024年度の1年間で14の道府県で開催を行い多岐にわたる地域で地方の中小建設事業者の声に耳を傾けるようです。
普及の課題と展望
建設キャリアアップシステム(CCUS)は既に136万人の技能者登録と25万社の事業者登録を達成していますが、地方の中小事業者の事業者登録や技能者登録、現場IDの発行等のCCUS普及が思うように進まず依然として大きな課題となっています。この意見交換会を契機にし、地域ごとの固有の課題をしっかり理解し、支援策の検討、解決策の情報共有を行うための重要なステップとなります。
結び
建設キャリアアップシステム(CCUS)のさらなる普及と効果的な利用は、建設業界における労働環境の改善に必要不可欠な取り組みです。全国での意見交換会が、業界内のコミュニケーションを促進し、CCUSの地域の普及をさらに加速させること期待し、是非、熱い会議を繰り広げて頂きたいと思います。
本日は『CCUS普及に向け国土交通省が始動!』についてお話させて頂きました。最後までご一読頂きありがとうございました。株式会社FIRSTは最新の情報やトピックを中心に、建設事業者さま、建設技能者さまのためのお役立ち情報を定期的にお届けしています。建設キャリアアップシステムの導入・運用についてのお悩みや課題がある場合は、電話またはLINE、問合せフォームからご相談ください。