2023.10.27

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建設業の未来を彩る:第2回建設人材育成優良企業表彰

日本の建設業界は、担い手不足と高齢化の波に立ち向かいながらも、未来のリーダーを育てるための努力を惜しまない企業が存在しています。国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会の共催による「第2回建設人材育成優良企業表彰」は、この努力を讃え、業界全体に向けて人材育成の重要性を強調しました。

受賞企業の建設キャリアアップシステム(CCUS)の取り組み実績

まずは今回の受賞企業のうちCCUSの運用に特に力を入れている企業をピックアップして

取組内容をお伝えしてきます。

①竹中工務店:

竹中工務店はCCUSレベルに基づいて労務単価を設定し、協力会社との契約を結んでいます。さらに、CCUSの入退場履歴を利用し、就労実態の見える化と人員配置の最適化を推進しています。

②戸田建設:

戸田建設は「CCUSサポートセンター」を設立し、協力会社のCCUS登録関連手続きの代行を提供。これによりCCUSの普及を促進し、優良技能者制度を通じて優良技能者への手当支給を実現しています。

③昭建:

昭建は、全ての元請け現場にCCUSのカードリーダーを設置し、協力会社のCCUS登録手続きへの支援と補助を提供。これによりCCUSの普及促進を図っています。

CCUSの活用

表彰を受けた企業の中でも特に、竹中工務店、戸田建設、昭建のような企業は、CCUS(建設キャリアアップシステム)を活用し、技能と経験に基づく適切な処遇を提供することで、人材の育成と働き方改革を支援しています。これらの取り組みは、建設業界が社会的責任を果たし、労働者の福祉を改善する方向に進むきっかけとなっています。

育児支援の取り組み

また、男性の育児休業取得率が40%に達し、最大2カ月間の休暇取得が実現しているなど、家庭と仕事のバランスをとる労働者を支援する企業の取り組みも注目されています。テレワークの導入や専用PCの貸与を通じて、育児中の職員が柔軟に働ける環境を作り出し、法定時間外労働の削減を実現しています。

結び

この表彰式は、2回目となり、令和5年11月7日に国土交通省で開催される予定です。

これらの企業の努力と成果が広く称えられ、他の企業にも人材育成の重要性を認識させることで、建設業界の未来がさらに明るく、確かなものとなることを期待しています。

今回の表彰は、他の企業にも良い影響を与え、建設業界全体の人材育成の動きをさらに加速させることを強く希望しています。そして、これからもこのような優れた取り組みが続けられることで、建設業界の未来がさらに明るく、確かなものとなることを期待しています。

 

本日は建設業の未来を彩る:第2回建設人材育成優良企業表彰についてお話させて頂きました。最後までご一読頂きありがとうございました。

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